国境拠点には独身の士官、下士官を―参謀本部庁方針
2007年11月18日付 Yeni Safak 紙
参謀本部は、(国境拠点の)治安特殊旅団で任務に当たる特殊隊員と将校の任命が行われる際、独身者が優先的に配属されるよう要望している。
参謀本部関係筋は、国境警備隊での任務を行う軍人は、独身であることが条件となるよう、法的な働きかけを始めたことを明らかにした。
テロ攻撃の増加によって、テロとの戦いに臨む「特別軍」構想が明らかになりつつあることを、初めて陸軍大将イルケル・バシュブーが語った。バシュブー大将はエーイルディル山特殊部隊学校で行われたマスコミ会見で、陸軍司令本部と治安隊本部を母体とする6つの特殊旅団のすべては、特殊部隊隊員から構成されると発言した。バシュブー大将の発表の直後、特殊部隊編成が始まり、発表がなされた。治安特殊部隊隊員の試験は9月17日、18日に行われた。
6ヶ月間の訓練を終えた隊員は2000新トルコリラ(およそ18万4千円)の給与を受け取る。治安特殊隊員は5月から戦闘地域で任務にあたる。
軍当局は、任務に就く特殊部隊隊員が独身であることは大いに好ましいと指摘した。
治安特殊部隊隊員は、厳しい環境で日に少なくとも25-30キロメートル進み、テロリストと接触し、戦闘できるように、さらには彼らを壊滅状態にするための訓練がなされる。
下士官は、地雷や爆破物の見極め、危険物かどうかの判断、その処理そして爆破物の仕組みについて特別な教育を受ける。
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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:12471 )