イスラエル紙「アメリカが中東和平国際会議後にシリアとの交渉再開を提案」
2007年11月09日付 Al-Nahar 紙
■ イスラエル紙「アナポリス会議後のシリアとの交渉再開に関してライス長官が提案」
2007年11月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
【UPI、AFP、MENA】
イスラエルの「イディオット・アハロノート」紙が昨日報じたところによると、アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は来週、アナポリスでの中東和平国際会議へのシリアの出席を奨励するため、国際会議後のシリアとの新しい交渉の再開に関して、イスラエルの高官と協議する予定である。
同紙は、「アメリカ政府は国際会議へのシリアの参加につながる方程式の案出のため努力している」と報じた。
新しいアメリカの提案は、アナポリス会議の直後に、イスラエル・パレスチナ間とイスラエル・シリア間の会議を同時に並行して開催することをうたったものである。ライス長官は来週イスラエルへの訪問の際、この提案に関して協議する予定である。
また同紙は、「アメリカ政府はシリアとの間で最近行われた秘密会談で、アナポリス会議においてはゴラン高原に関して議題にはしないが『言及はする』ということで合意した」と指摘した。
(後略)
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( 翻訳者:工藤章 )
( 記事ID:12495 )