元彼女の侮辱罪告訴法廷を欠席したイブラヒム・タトゥルセス、逮捕前にあわてて供述
2007年11月25日付 Hurriyet 紙
アセナさんを侮辱したとして公判中の裁判に出廷しなかったタトゥルセスは、慌てて供述をした。
3日前(22日)、シシュリ第二初級刑事裁判所は、イブラヒム・タトゥルセスに関して、「メディアを通して人を侮辱した罪」で公判中の裁判に出廷しなかったとして逮捕命令を出したのだった。法律に従い、警察に逮捕されることになったイブラヒム・タトゥルセスは、裁判所での供述の後、釈放される予定だった。
しかしイブラヒム・タトゥルセスは24日(昨日)、慌てふためいてシシュリ裁判所に出頭した。そして裁判から逃げたのではなく、仕事が集中していたので尋問に出席できなかったと主張した。
イブラヒム・タトゥルセスは、一年半前に放送された「イブラヒム・タトゥルセスと夏の夕べ」という番組中にアセナさんに関して述べた発言に侮辱する意思はなかった、と述べ、次のように続けた。
「人は家族を好きになれないこともあるでしょう。しかしこれをあちこちで言って、人前にさらすのではなく、自分の家族内で話をするべきです。私はこれを言いたかったのです」
イブラヒム・タトゥルセスの弁護人は、以前、依頼人が使った言葉に関してイスタンブル共和国検察局が実施した捜査が証拠不十分に終わったことに言及した。そして依頼人に対する特別令状と裁判の棄却を要求した。裁判所は、イブラヒム・タトゥルセスが行った証言の後、彼に関する逮捕命令を取り消した。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:12529 )