黒海で豊漁 -7時間に50トンのイワシ
2007年11月28日付 Zaman 紙

黒海ではイワシが豊漁だ。漁に出た猟師たちは、網をイワシでいっぱいにして港に戻ってくる。ドゥズジェ県のアクチャコジャ郡から船で黒海へ向けて出港したある漁師は、7時間に約50トンのイワシを獲った。

漁業を営むマフムト・メネクシェさんは、一昨晩(26日)の夜間に「マムリ・レイス」号で漁に出て、7時間後に約50トンのイワシを積んでアクチャコジャ港に戻った。船の甲板に並んだ何トンものイワシは、TIR(訳注1)用トレーラーに積まれ、アンカラとイスタンブルに輸送された。

マフムト・メネクシェさんは20年間、漁業を営んでおり、黒海では長い間これほどの豊漁はなかったと話した。黒海でのイワシの豊漁は、一般市民を喜ばせている。1ケース、5YTL(約470円)まで落ちたイワシに、市民は強い関心を示している。イワシの店頭価格は1キロ当たり1.5-2.5YTL(約140-230円)の間で推移している。スズキとチュプラ は10-12 YTL(約930-1,120円)、チネコップは12-15YTL(約1,120-1,400円)の間の値段で市場に出回っている。

訳注1:道路走行車輌による貨物の国際運送を容易にするために締結されたTIR条約 に基づき行われる国際運送のこと。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:12545 )