宗務庁宗務局長メフメト・ベキャルオールは、犠牲獣の解体について現在浮上している様々な問題について、教育と監査の欠如に端を発していると述べた。
教育と監査の改善のため、財源を確保できれば問題を解決できるだろうと話すベキャルオール局長は、犠牲獣問題について国民を教育するため、ビデオCDを作成したことを明らかにした。
同局長は、宗教従事者が講話や説教をするかたわら、参加するテレビ、ラジオ番組の中で、国民を犠牲獣の解体について啓蒙しようと努めていると話す。同局長は犠牲獣の解体について行われた法整備を想起させ、「2001年以前と以降では解体の様子が大きく変わった。犠牲獣の解体は極めて改善されたのである。だが、これでも十分とはいえない。まだ足りない部分がある。この問題においては重大な教育、監査の欠如が存在するのだ。財源を確保できれば、さらに成功に近づけるであろうと私は信じている」と述べた。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:12563 )