フランス大統領、パリⅢ会議の成功に楽観的見通し
2007年01月12日付 Al-Nahar 紙

■ シラク大統領はパリⅢ会議に「楽観的」
■ 準備会合は「とても前向き」

2007年01月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【AFP、AP、MENA】

 フランスのジャック・シラク大統領は昨日、フランス大統領三期目に立候補する可能性を示唆した。そして1月25日にレバノン支援のために開かれるパリⅢ会議に「比較的楽観的」な姿勢を示し、成功のために「出来る限りの努力をするだろう」と述べた。

 シラク大統領はエリゼ宮で行われたフランスおよび外国のジャーナリストの前での恒例の年頭のスピーチで、今年大統領選挙と議会選挙に突入するフランスの今後の見通しについて話した。2007年の次期大統領選挙に立候補を決めたかどうかの質問に答えて「考えるに値する事柄なので、考えたいと思う」と述べ、「その時が来たらフランス国民に私の決定をお知らせする。唯一重要なのは国の利益だ」と語った。

(中略)

 レバノン支援のために開かれるパリⅢ会議についての質問に対してシラク大統領は、「比較的楽観視している。私たちは中東、ヨーロッパ、アメリカ合衆国のすべての力を結集させた。会議成功のために出来る限りの努力をするだろう。なぜなら私たちにはそれが必要だからだ」と答えた。また水曜日にパリで開かれた高官レベルの準備会合については、「とても前向きなものだった」と述べた。

 シラク大統領は、中国、インド、ブラジルをはじめとする世界で新しく台頭しつつある経済大国が政治の領域でも新しい地位を模索していることについて強調した。



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( 翻訳者:香取千晴 )
( 記事ID:4368 )