■ サウジ政府とエジプト政府はイラク問題に関する新戦略を支持

2007年01月17日付サバーフ・ジャディード紙（イラク）HP1面

【各国の首都：諸通信社】

　サウジアラビアのサウード・アル＝ファイサル外相は昨日の火曜日、アメリカのブッシュ大統領が公表した対イラク新戦略の「目的」を支持すると発言したが、その戦略を実行に移す「方法」についてはより慎重に見受けられた。

　中東歴訪中のライス米国務長官との合同記者会見の席でファイサル外相は、「イラクの状況は明確な狙いと目標を備え、実地に適用可能な新たな方法と戦略を必要としているという考えで、われわれはアメリカ大統領と一致している」と述べ、さらに「アメリカが実現に向けて奔走している‘目的’を祝福する。この計画がそれらの目的を実現させるための道を見出すよう、われわれも望む」と続けた。

　一方カイロではエジプトのアフマド・アブルゲイト外相がライス長官との合同記者会見で、「われわれはアメリカの戦略を理解し支持する。イラクに安定を実現するためにその戦略が遂行されるよう望む」と語った。



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（ 翻訳者:山本薫 ）
（ 記事ID:4378 )