トルコが修復したモスタルの世界遺産スタリ・モストに亀裂
2007年12月07日付 Milliyet 紙

ボスニア内戦でクロアチア人によって破壊されたが、トルコ企業により3年前に本来の形にふさわしく修復された歴史あるモスタル橋のアーチ部の石に亀裂が生じた。

ボスニア内戦期間中の1993年にクロアチア軍による砲火を受けて損傷した後に、トルコ企業によって2004年に本来の形にふさわしく修復された歴史あるモスタル橋のアーチ部分の10の石灰石ブロックに亀裂が生じていることが明らかにされた。

ネレトヴァ川に掛けて造られ、全長27m、高さ21mの橋にある破損の解明のために専門家が招集された。肉眼で確認できる亀裂の原因は最近この地域を襲っている小規模な地震であるとみなされている。

修復を行ったER-BU建設の共同経営者ひとりエルジャン・トゥンチがアンカ(ANKA)通信へ行った説明では、現地の会社社員と接触がはかられ、橋に亀裂が生じたというような状況は話題とならなかったと主張した。16世紀に建築家ハジルッディンによって建設されたモスタル橋は、オスマン朝の時代に最も顕著な建築作品の一つとして認識されていた。

国連のユネスコによる世界遺産リストの登録作品に選ばれているモスタル橋は、クロアチア人によって破壊されたことが原因で最近の記憶には1992-1995年にボスニアで起きた内戦のシンボルとなっている。橋を破壊したクロアチア人ナショナリストは、モスタルのムスリムを都市の東部地域に追い立て18ヶ月間の包囲した。

■ シンボルの重要性は大きい

1995年に国際社会の援助によって始められた、1200万新トルコリラ(約11億4888万円)のプロジェクトにおいて修復された単一アーチ形状の橋が、本来の形にふさわしく建設するため相当な忍耐が要求される作業を実施して、石を一つ一つ積み上げていった。スタリ・モスト(古い橋)として知られるモスタル橋の修復と再生は、町でクロアチア人とムスリムが再び共生することの象徴として評価された。

技師達が五日以内に亀裂が橋の安全を脅かすか否かに関しレポートを提出することが表明された。

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( 翻訳者:藤巻 晋也 )
( 記事ID:12616 )