【事件部】首都警察長官のアフマドレザー・ラーダーン司令官は昨日、社会的安全向上計画の継続を強調し、バッドヘジャービー秋冬季取締計画が本日朝より開始されると発表した。
ジャーメ・ジャム紙の報道によると、首都テヘラン治安維持軍長官のラーダーン司令官は昨日、治安維持軍の職員たちを前に、宗教的・道徳的・法律的ドクトリンに依拠して市民に奉仕するという警察の立場に言及し、次のように強調した。「社会的安全向上計画が様々な社会階層で開始されたことで、我々は前例のないほど外国のメディアから攻撃を受けてきた。また自分たちの利益のためだけに、ならず者や《死の商人》〔麻薬密売業者のこと〕に偽りの涙を流している一部の人々から、馬鹿げた主張を繰り返し浴びせられてきた。しかし、警察はあらゆる政治的・派閥的傾向を超越し、市民の安全と市民の不安に対処することのみを考え、メディアによる世論操作や偽りのプロパガンダを恐れることなど決してない、ということを彼らはわかっていない。」
ラーダーン司令官は次のように付け加えた。「ならず者の取り締まり、《死の商人》の市街からの一掃、バッドヘジャービー及び乱れた服装の夏季取締りといった非常に実り多い計画を実施した結果、我々は様々な社会階層の市民から満足の声を聞くにいたり、市民の要請や不安に適切に対処できたことを誇りに思っている。」
首都警察長官はさらに、「社会的安全向上計画の全ての項目が社会に定着すべきである。警察は、いかなる者にも他人の権利を侵害する気を起こさせぬよう、全ての段階において力強く関与してゆく」と説明した。
(中略)
首都警察長官は次のように述べた。「現在、さらに二つの項目が社会的安全向上計画の課題に入っている。一つは不道徳な映像ソフトの供給・頒布業者の取締り、もう一つはバッドヘジャービー及び乱れた服装の冬季取締計画であり、この計画は男女の警察官のうち研修を受けた職員が配備されたうえで日曜朝より開始される。」
ラーダーン司令官はさらに、「これらの職員が市街地に配備され注意と指導に当たる他、スキーの特別講習を受けた女性警察官がスキー場に赴いて任務に当たる予定である」と付け加えた。
(後略)
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( 翻訳者:佐藤成実 )
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