犠牲祭前に恒例行事 -カーバ聖殿を覆う布、イマームへ
2007年12月12日付 Zaman 紙
犠牲祭前の恒例行事で、毎年伝統を守って行われるカーバを覆う布の引き渡し式典が実施された。
カーバ聖殿を覆う布は、預言者のモスクの代表団からカーバ聖殿のイマーム(導師)であるシェイフ・アブデュルアズィズに贈呈された。この布はキスワ工房によって、2000万サウジリアルをかけて製造された。
この覆い布は、全てが絹製で、コーランから16章が引用され、イスラームのマークも刺繍されている。縦14m、幅47mの覆い布は、5枚の布から構成されている。
犠牲祭に向けて準備されたカーバ聖殿の覆い布のうち4枚は側面に、残りの1枚はドアにかけられるためのもので、カーバ聖殿のイマームに引き渡された。
カーバ聖殿の覆い布は、犠牲祭前日にカーバ聖殿の担当者によってザムザムの水で洗浄されて、覆い直される。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:12650 )