■ アフリカとEU諸国の外相、シャルム・シェイフで相互協力とパートナーシップの戦略を承認
2007年12月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【シャルム・シェイフ:マフムード・アル=ヌービー、マルワ・タウフィーク】
リスボンでの第2回欧州・アフリカ首脳会議に向けた準備会合に参加したアフリカとEU諸国の外相たちは、昨日シャルム・シェイフでの作業を終え、アフリカ・EU間の戦略的関係の重要性を確認した。外相らはリスボンで開かれる第2回目の首脳会議が、2000年カイロでの第1回首脳会議で始まったプロセスをさらに推進し、アフリカと欧州との相互協力の枠組みを押し広げることへの期待を表明した。
アフリカとヨーロッパから80カ国の外相と代表団が参加した閉幕会合に続いて行われた記者会見で、アフマド・アブルゲイト外務大臣は、今回の会議の成果としてシャルム・シェイフ声明を出すことが承認され、リスボンでの首脳会議で出される予定のアフリカ・EUパートナーシップ戦略、作業計画、リスボン宣言という一連の文書についても合意されたと語った。一方、アブルゲイト外相は昨日、ベルギー訪問のためブリュッセルに到着し、欧州議会を訪問するほか、EUの諸機関とエジプトとの関係について協議を行う予定。
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( 翻訳者:梶田知子 )
( 記事ID:12657 )