シリア外相、レバノン情勢について議論のためヨルダン訪問
2007年12月09日付 Al-Nahar 紙

■ ムアッリム外相、レバノン情勢について議論のためアンマンへ

2007年12月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【アンマン:本紙】

 政府消息筋が本紙に伝えたところによると、シリアのワリード・アル=ムアッリム外相は、ヨルダンのサラーフ・アル=バシール外相の招きに応えて今日アンマンを訪れ、ヨルダン国王アブドゥッラー2世やヨルダン政府高官らと会談する予定である。

 この訪問の後、来週半ばにはアブドゥッラー国王の訪仏が予定されており、国王はフランスのニコラ・サルコジ大統領と会談し、ストラスブールで開催される欧州会議で演説を行なうことになっている。

 同筋が明らかにしたところによると、2国間関係の強化の方法、アナポリス会議後の和平合意やイラク問題に加えて、レバノン問題がムアッリム外相とバシール外相の会談の中心議題とのことである。

 アブドゥッラー2世は2週間前にダマスカスを電撃訪問し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領と、地域のホットな諸問題について2国間の連携のレベルを上昇させ、様々な分野で2国間の協力関係を強化することに合意した。

 アンマンでは今月末、両国首相の主導下で、ヨルダン・シリア最高共通委員会が開催される予定である。

 ヨルダンのラーイド・アブー・アル=サウード水資源相は2日前、2国間でワフダ・ダムを筆頭とした水資源に関する諸問題を議論するためのダマスカスへの「上首尾な」訪問を終えている。

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( 翻訳者:新谷美央 )
( 記事ID:12706 )