ギュル大統領「成すべきことを、したまでだ」
2007年12月19日付 Milliyet 紙

大統領アブドゥッラー・ギュルは、トルコ国軍の北イラクに向けての越境作戦について論評し、「成すべきことをしたまで。全世界がそれを見たように、トルコに裏の意図はない。トルコは戦っている。皆さんが十分に理解されているように、この戦いにおいてトルコは正しい。」と言った。
ギュル大統領はコンヤ知事を訪問した際に、トルコがテロとの戦いを毅然とした態度で実行すると述べ、「この問題については、以前より、トルコの全ての組織の間で協議、協力、計画が行われてきました。実行されたことは、実行される必要があったことであり、そしてその必要に応じて、事実、実行された。これもまた皆さんご存知のように、トルコの唯一の標的はテロ組織です。それ以外にはいかなる狙いもありません。」と話した。
イラクがトルコの隣国であることと、この国家へ向けて攻撃が行われないことを強調したギュル大統領は、次のように続けた。
「我々は、我々同様、イラク人たちを、このテロの災いから救いたいのです。このテロ組織は、ただ単にトルコのだけではなく、イラクの人々にとっても頭痛の種です。イラクの人たちはPKKを一掃できないでいます、あなた方がご覧になったように。目標は明らかです。もちろん、とても重要な攻撃でした。とても遠い標的をめざしての空軍機の飛行でしたので、全てのことは極めて成功した形で進められています。全世界が見たように、トルコの裏の意図は無く、テロと戦っているだけです。」

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( 翻訳者:平岩 真梨那 )
( 記事ID:12735 )