米国防長官がイラク訪問、国内の安定実現に関して楽観的な見通し
2007年12月06日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ ゲイツ米国防長官が「安全で民主的なイラク」に楽観的な見通し示す
2007年12月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面
【バグダード、バスラ:本紙ディヤー・アル=サーマッラーイー記者、ハサン・アラーッディーン記者】
昨日バグダードを突然訪問したロバート・ゲイツ米国防長官は、「安定した民主的なイラクは近いうちに実現可能な目的になった」との考えを示した。しかし昨日、新たに米兵3人とイラク人23人以上が死亡する爆破事件が発生している。
またゲイツ国防長官とイラク政府高官の会談中にバグダード中心部の混雑した商店街で起きた爆発事件ではイラク人14人が死亡し、首都の外では別に3件の爆発事件が発生した。
ゲイツ国防長官は、イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相とイラクの将来に関する一連の問題について協議したと述べた。またアブドゥル・カーディル・アル=アビーディー・国防相とも会談した。
またゲイツ国防長官は、「今回の訪問の最も重要な目的の一つは、共同作業の方法と、ここ数ヶ月で起こった大きな動きをさらに強化するための方法について相互理解に達することだ」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:12740 )