民主市民党ヴァン選出議員オズダル・ウチェル「クルド語の通訳を用意せよ」
2007年12月24日付 Milliyet 紙
DTPヴァン県選出議員のオズダル・ウチェルはアール県党本部ビルでクルド語で会見を行った後、「トルコ語で話してください」といった新聞記者たちに対し「クルド語の通訳をそっちで用意しなさい」と提案した。
ウチェルはバイラムのお祝いの席で党員にクルド語で話した後、新聞記者たちがトルコ語での会見を望んだのを受けて、「私はトルコ語で会見はやりません。マスコミに属する皆さんに次のことを望みます。私は言うべき事は私自身の言葉で話しています。あなたたちもそれぞれクルド語の通訳を用意されれば、何の問題もないと思いますよ。」と言った。ウチェルは、一人の新聞記者の、会見で話題となったアメリカとトルコの関係に関する質問のほうにはトルコ語で返答した。ウチェルは「AKP政府は議会の中にいるクルド人代表者と話し合うのではなく、アメリカと行動をともにしている」と述べ、彼が主張する「代表者たちとの話し合いが実現したなら、この問題は今よりはるかに簡単に解決すると考えている」と述べた。ウチェルはシェムディンリ訴訟に関する質問に対してもトルコ語で「トルコで何千人もの人々がいかなる確固たる罪がないにもかかわらず訴えられ、投獄されており、その一方で、確かな犯罪の証拠のある人々が無罪放免となっている」と主張した。
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( 翻訳者:津田知子 )
( 記事ID:12744 )