民主市民党ウチェル議員、国民議会でのクルド語答弁を思案中
2007年12月28日付 Yeni Safak 紙
民主市民党ヴァン選出のオズダル・ウチェル議員はトルコ大国民議会の総会でクルド語の答弁をしようと計画している。同議員は国会でクルド語にて答弁することは民主的権利であると主張し、「イスラエルのシモン・ペレス大統領が国会でヘブライ語で話しをするのに、何故私がクルド語の答弁をすることが出来ないのだ」と述べた。
ウチェル議員はトルコ大国民議会総会の演壇上でクルド語答弁を思案中であると明かした。同議員は国会議員に答弁に使用する言語について制限すべきではないと主張し、「シモン・ペレス大統領がトルコ大国民議会にて母語で話すことができるのであれば、私も一人の国会議員である。この国で使われている言語の一つ(クルド語)をどうして話すことができないのか。ペレス大統領にはヘブライ語通訳者が用意された。クルド語を理解しない人たちのためにも国会にて通訳者が用意されてもよいはずだ」と述べた。
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:12766 )