パレスチナ・イスラエル両交渉団がアナポリス会議後2度目の会合
2007年12月24日付 Al-Nahar 紙

■ 交渉中にもイスラエル入植活動継続

2007年12月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 パレスチナ・イスラエルの両交渉団が今日、アナポリス会議以来2度目の会議を行う。昨日イスラエルが、東エルサレムのハルホマ(ジャバル・アブー・グネイム)ならびにエルサレム近郊のマアレアドミムの入植地に住宅750戸を建設するという内容の新入植計画を発表したこともあり、両者は現在緊迫した状態にある。

 パレスチナ側の高官らは、イスラエルが入植活動を続ける限り最終地位交渉は無益であろうと警告しつつ、大きな不快感を表明した。他方、イスラエルのエフード・オルメルト首相は、イスラーム抵抗運動「ハマース」が中東和平カルテットの要求に従わない限り、ハマースとの休戦はありえないと断言した。

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( 翻訳者:千鳥伊久美 )
( 記事ID:12770 )