労働社会相、テヘランからの首都移転を示唆
2007年12月24日付 E'temad-e Melli 紙
メフル通信:セイエド・モハンマド・ジャフロミー労働社会大臣は、テヘランから他の州への首都移転が住宅評議会の議題となったと発表した。
(中略)
ジャフロミー大臣はテヘランから他の州への首都移転に関して、「もし過疎化が進んでいる州や地方の問題を解決したいのならば、この件に関して何らかの方策を考えなければならない」と述べ、「現在、テヘランでは5年間で10万人分の雇用を創出しなければならない。毎年約70万人分の職が不足しており、テヘランに移住してくる人々の貧困に対しては、総合的なプランが必要である」と説明した。
さらに、「住宅評議会ではテヘランからの首都移転が議題になってもいるわけだが、住宅・雇用問題と社会的・文化的諸問題を解決するには、首都機能をテヘランから移し、テヘランにおいてはハイテクノロジー、コンサルティング、通信、ナノテクノロジー、そして科学の新しい業績の発展に努めなければならないと私は確信している」と述べた。
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( 翻訳者:中谷登紀子 )
( 記事ID:12782 )