ダルフール危機に起因するスーダンとの問題解決に向け、チャドがエジプトに支援を要請(アル・アハラーム紙)
2006年12月24日付 Al-Ahram 紙
■ スーダンとの問題解決に向けてチャドがムバーラク大統領に支援を要請
2006年12月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、チャドのイドリース・デビー大統領より親書を受け取った。親書には、ダルフール問題に起因する諸問題および、チャド-スーダン間の治安情勢の平和的な解決に到達するために、ムバーラク大統領に対して支援を呼びかける内容が含まれていた。
チャドのアフマド・アラーミー外相は、スーダンとの関係について、昔からの隣国として友好的で経済的な結びつきもあるとムバーラク大統領に伝えたことを表明し、「われわれはムバーラク大統領に対し、チャド-スーダン間におけるあらゆる治安問題の解決ならびに、エジプトのムバーラク大統領、リビアのカッザーフィー大統領、スーダンのバシール大統領、チャドのデビー大統領によって先ごろタラーブルスで開催された4カ国首脳会談における決定に基づいたダルフール難民の武装解除に向けて協力を求めた」と語った。
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( 翻訳者:武渕史 )
( 記事ID:4295 )