エルドアン首相、レバノン派遣兵の様子を家族に伝える(Yeni Safak紙)
2007年01月09日付 Yeni Safak 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は最近のレバノン視察においてUNIFIL(国連レバノン暫定駐留軍)に参加しているトルコ軍部隊で、同じテーブルで食事をしたジェブライル・ダール隊員とアディル・オズカン隊員の様子を家族に伝えた。

エルドアン首相は、部隊で食事をしたガズィアンテプ出身のジェブライル・ダール隊員の母親エミネ・ダールさんとカフラマンマラシュ出身のアディル・オズカン隊員の母親エリフ・オズカンさんに土曜日の夕方電話をかけ、彼女らの息子の様子を伝えた。トルコ軍部隊を訪問し、食卓に招いた兵士と会話をしたエルドアン首相は兵士らに何か望みはあるかと尋ねた。兵士らの、「何も望むものはありません。祖国と家族に挨拶の言葉を送ります。」という発言を受けてエルドアン首相は、1月6日土曜日の夕方に兵士らの母親エミネ・ダールさんとエリフ・オズカンさんに電話で様子を伝えた。

■信じられなかった

兵士らの家族と感動的な会話をしたエルドアン首相は、彼らの息子たちは元気でいると述べ、「心配なさらないで下さい、お子さん方はとても元気です。快適な状況下にいます。任務を立派に行っています。」と述べた。ジェブライル隊員の母親エミネ・ダールさんは、電話でエルドアン首相の声を聞いても初めは信じられなかった。エミネさんは、イェニ・シャファク紙に対して行った説明で「私は首相の声を聞くとあまり話すことが出来ませんでした。首相は私の息子ジェブライルの言葉を私に伝えてくれました。バイラムのお祝いの言葉もかけていただきました。私も首相にお祝いの言葉を述べました。あまり話せず、電話を兄に渡しました。」と述べた。ジェブライル隊員の伯父ニザメッティン・ダールさんも首相の声を聞くとほとんど言葉が詰まってしまい、一瞬首相であることが信じられなかったと話した。ニザメッティン・ダールさんは、「余りに驚いてしまい、首相をガズィアンテプへ招待し、チャイでおもてなしいたしたいとさえ言えませんでした。首相に感謝しています。私達に首相として電話をして下さいました。しかし電話では十分に話せませんでした。」と述べた。

■とても興奮した

エルドアン首相が電話をかけたカフラマンマラシュのチュルクオール郡ドルジャ村に住んでいるエリフ・オズカンさんは、「首相は私達に会いたがっていました。とても興奮しました。私達に息子アディル・オズカンからの言葉を伝えてくれました。」と述べた。母親のオズカンさんは、エルドアン首相が2月12日の解放記念日にカフラマンマラシュを訪れ、自分たちと会う予定であると話していたと説明した。農業を営む父親のラマザン・オズカンさんは、「エルドアン首相は、妻と話した後私にかわるよういってくださいました。“セラーマレイクム(こんにちは)”と言って、彼にバイラムのお祝いを伝えました。私たちの望みを尋ねてくださいました、私たちも首相に感謝の言葉を述べました。」と話した。オズカンさんは首相が自分たちに電話してくれたことに感動していることを明らかにした。

■イェニ・シャファク紙で息子への想いが募っている

エルドアン首相の電話で、レバノンで任務に就いている兵士の息子の様子が伝えられたオズカン一家はイフラス通信社(İHA)の記者に対して、「イェニ・シャファク紙のことで頭が一杯になってしまっている」と述べた。母親のオズカンさんは新聞(イェニ・シャファク紙」に掲載された写真を見ながら、息子への想いが募っていると語った。


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( 翻訳者:新井仁美 )
( 記事ID:4315 )