■ アル＝アアザミーヤで｢覚醒｣部隊イラン人３名を拘束

2008年01月01日付サバーフ・ジャディード紙（イラク）ＨＰ１面

【バグダード：諸通信社】

アル＝アアザミーヤの｢覚醒｣部隊は、イラク内務省発行の身分証を所持していたイラン人３名を米軍に引き渡した。イラク内務省は、それらの身分証が偽造である事を認めた。

アアザミーヤ｢覚醒｣指揮官リヤード・アル＝サームラーニーがラジオ番組で述べたところによれば、｢覚醒｣の一部隊が、アアザミーヤのアンタル広場とサバーフ図書館の間の地区で検問を実施中、３名が乗った車を取り調べ各人の身分証明書を精査したが、彼らがイラン国籍である事が判明した。同地区を巡回中の米軍に知らせたところ、彼らはイラン人達を米軍基地へ連行した。

拘束された者達は、イラク内務省発行の身分証と、イランで行われる、レバノン・ヒズブッラーのための研修コースの卒業証書を所持していた。

内務省作戦局長アブドゥルカリーム・カラフ少将は、３名が所持していた身分証は偽造されたもので、同省が発行したものではない事を明らかにした。カラフによれば、身分証の発行は米軍が同省と協力して行っている。

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（ 翻訳者:十倉桐子 ）
（ 記事ID:12789 )