昨日(1/3)、禁煙を拡大する法案が可決・承認された。トルコ国会の総会で承認されたタバコ製品の害悪防止に関する法の変更に関する提案により、公的機関の建物や廊下を含めあらゆる教育、健康、商業、社会、文化、スポーツ、バー、カフェ、娯楽または同様の目的の私的法人に属する建物の閉鎖空間内での喫煙が出来なくなる。
タクシーを含めた、陸路、鉄道、海路、空路全ての輸送手段において、禁煙となる。タバコ製品の税を、今後は歳出税として記載できなくなる。しかし、同法効力が生ずるまでには、レストラン、カフェ及び類似の場所では18ヶ月、その他の場所では4ヶ月の時間がある。法の施行後は、禁煙箇所での喫煙には50新トルコリラ(約4,650円)、タバコの吸い殻や空箱を投げ捨てた者には20新トルコリラ(約1,860円)の罰金が科せられる。同法は、法を守らない経営者に対して500新トルコリラ(約46,500円)から5,000新トルコリラ(約465,000円)までの罰金を予定している。しかし、経営者はまず書簡で警告されることになる。その警告にも関わらず法の義務を負わない者には、市当局の管轄内では市の委員会が、管轄外では当該地区の行政の長によって500新トルコリラから5,000新トルコリラの罰金が科される。法についての論議期間中に行われた提案が承認されたことによって、公的機関の建物の閉鎖空間は法の管轄外におかれた。
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( 翻訳者:藤巻晋也 )
( 記事ID:12796 )