イラク、キルクーク問題等に関するトルコ外務省顧問の発言
2008年01月04日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■ トルコ:キルクークの命運を玩ぶのは核爆弾で遊ぶようなもの
2008年01月04日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HPイラク情勢面
【アルビル:本紙】
トルコ外務省顧問アフマド・ダーウド・オガルは、キルクークの今後についての問題をおもちゃにするのは核爆弾で遊ぶようなものであり、その都市にかかるプレッシャーはいずれイラク全土に及ぶであろうと発言した。同氏がトルコCNNに述べたところによれば、キルクークの帰属に関する国民投票が昨年行われなかったのは良い事であった。キルクークの石油資源は同市住民のために役立てるべきである。
また、トルコ軍がPKKに対して行っている軍事行動とアメリカの役割について、合衆国がトルコに対する約束を守らなかったので、トルコ軍はPKKとの戦闘に際し、諜報、軍事面で如何なる支援も同国から受けていないと述べた。
イラクの治安情勢については、昨年を通じ、イラク政府はテロ活動を抑える事に成功しており、自殺攻撃は減っている等、顕著な改善向上が見られるとした。
現地の新聞はこちら
( 翻訳者:十倉桐子 )
( 記事ID:12813 )