共和人民党、クルド語TV、新聞、母語(クルド語)による教育を要請
2008年01月07日付 Yeni Safak 紙
共和人民党(CHP)中央執行部はクルド報告を作成した。:クルド語のテレビ放送、ラジオ番組を私設し、新聞を出版するように。プライベートスクールでクルド語教育を行うように、と。
CHP中央執行部が作成したクルド報告は、党議会会議でメンバーに配布された。その中で、トルコ南東部における問題が「職と食」の問題であると主張された。しかし、解決策としてクルド語のテレビ放送、ラジオ番組の開設、新聞の発行、プライベートスクールでクルド語教育を施すことが要請された。
報告では、南東部で全ての分野が民主化されることが提案され、その一方で民主化の最前提として「トルコ国家を作り上げた人々をトルコ国民と言うのだ」という表現が用いられた。
■ 「教育の一元化」のなかで行われるべきだ
報告では、全ての言語でのテレビとラジオ局の私設が必要だと主張され、「皆の母語で、皆に通用する放送と通信の規則の中で放送を行うラジオとテレビ局を私設すること、新聞もしくはそれに似た出版物を出版することが可能でなければならない」と書かれている。
母語教育についても次のように述べられている。「私的教育機関において『教育の一元化の原則』と現代的教育規則の枠組みの中で、皆が母語教育を受け、文化的価値を発展させるべきである。自らのフォークロアと伝統と文化を、世俗的で民主主義的な共和国の現代的な基準の中で自由に生かし、発展させていくことが可能でなければならない。」
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( 翻訳者:百合野 愛 )
( 記事ID:12824 )