海外在住のトルコ国民の投票率を高めるため、海外選挙事務所の設立に関する法案が閣議で承認され、議会へ提出された。
この法案によれば、海外在住のトルコ国民は、郵送、電子投票(インターネット)、そして国境のほか、投票所での投票が可能となる。同じ人が繰返し投票することを防ぐため、投票人の指にインクを塗布する制度は、この法案により終了することになる。副首相兼政府報道官のジェミル・チチェキ氏が伝えたところによると、アンカラで県選挙委員会に付属する「海外選挙委員会」が組織される予定である。海外在住者は、大統領選挙、国会議員選挙、国民投票に参加することが可能となる。しかし無所属議員に投票することは出来なくなる。
災害緊急事態庁の設立に関する法案も、閣議から議会に提出された。これによって新たな部署が設立され、民間防衛総局、災害関連総局、首相府付属の緊急事態総局は閉鎖される。
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( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:12834 )