ディヤルバクル爆弾テロ犯「爆破の指示はカンディル山から受けた」
2008年01月10日付 Radikal 紙
6人の死亡者(うち5人が学生)と67人の負傷者が出た爆弾事件で、主要な役割を担ったとされるもう一人の人物が逮捕された。爆弾を積んだ自動車を爆発させたことが明らかになっているE.P.は、供述の中でカンディル山から指示を受けたと話した。
月曜の夜に行われた突入で拘束された「ディヤルバクル爆弾犯」のE.P.の尋問で、犯行を「ルズガル」「アメド」というコードネームを持つクルド労働者党PKK党員と共に実行したと供述していることが明らかになった。3ヶ月前に非都市部にあるフズル警察センターを爆破するために訪れたが犯行に失敗したというE.P.は、「ルズガルは軍用車を標的にするよう組織から指示を受けたと言っていた。犯行の15日前に我々に指示が出て、その後爆弾と装置が準備されて送られてきた。全て整ったところで我々はただ遠くからリモコンで実行しただけだ」と話した。
E.P.の尋問により明らかになった情報から、犯行で重要な役割と担ったとされるもう一人の人物が逮捕された。ヴァンのバシュカレ郡では、爆弾犯がトルコへ入国するのを手伝ったとされる人物が拘束された。
現地の新聞はこちら
( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:12851 )