イスタンブルの最も重要なショッピング地域のひとつであるニシャンタシュに来週オープンするシティズ・ニシャンタシュ・ショッピングセンターは、完成に1億5千万ドルかかった。
週末に3万5千人の来客が予想されるショッピングセンターでは、1年間で約900万人の買い物客が来ることが期待されている。ギュライラル・グループ業務執行理事会のイルハン・ギュライ副理事は、126の店舗によるサービスが始まるシティズ・ニシャンタシュが「ショッピングとテクノロジーの結合地点」だと述べ、こう続けた。「5万2千平方キロメートルの床面積を所有するショッピングセンターの最大の有利な点は、郊外にないということです。なぜなら人々は市外にあるショッピングセンターへは週末によく行くからです。ここはというと、平日でも1日平均2万5千人の人々を惹きつけます。この理由により、売り上げ目標は100万ドルとなりました」

■深夜3時まで開いている階がある
イルハン・ギュライ氏は、シティズ・ニシャンタシュの最も興味深い特徴はレストラン階にあると明らかにし、次のように話した：「１部の階は、ニシャンタシュで夜遅くまで楽しめる場所となります。ショッピングセンターが閉店した後も、4,5階へは特別なエレベーターで行くことができ、その場所は深夜3時まで開いています」

■2200人が働く予定
ギュライ氏は、ニシャンタシュのような中心街でこのような建設が行われることはとても困難だったと説明し、「ショッピングセンターを我々の目標とした期間内で終わらせることに成功しました。126店舗のうち120の店舗が賃貸となりました。あとの6店舗はというと、3ヵ月以内にトルコへ初めて参入する海外メーカーのために押さえました」と述べた。ギュライ氏は、シティズ・ニシャンタシュ計画における店舗の賃貸に関しては、平均して10年間の契約がなされたことを明らかにし、1平方メートルの平均賃料は129ユーロ(約20,267円)であると述べた。ギュライ氏はさらに、ショッピングセンターで2200人が雇用されたと述べた。

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（ 翻訳者:釘田遼香 ）
（ 記事ID:12865 )