【社会部】治安維持軍交通警察長官は、国内の様々な非正規タクシーを取り締るための作戦チームが編成されたことに言及し、「認可タクシーへの切り替えのため、無認可タクシーの呼び出しが今週から始まる」と述べた。

交通警察長官のモハンマド・ルーヤーニヤーン司令官は記者会見で、国内の非正規タクシーの車体〔の一部〕を市松模様に着色し、非正規タクシーのマークを車体に取り付ける期限が来たことに触れ、「非正規タクシー取締作戦チームが今日発足し、指示を守らない非正規タクシーについては、それらを取り締まる」と述べた。

NAJA（イスラーム共和国治安維持軍）の交通警察長官は、自家用車による無認可タクシーについて以下のように述べた。「車両の運用期間が7年に満たない無認可タクシーは、ナンバープレートが認可タクシー用のナンバープレートに切り替わり、その色も変わる。また、運用期間が7年以上15年未満の無認可タクシーについては、車を売却し、相応の融資を得たうえで、認可タクシーの車両を入手できる。」

同長官はさらに、「運用期間が15年以上の無認可タクシーは廃車となり、所有者は150万トマーン〔約17万９千円〕の低金利ローンで〔新しい〕タクシー車両を所有することになる」と述べた。

NAJA交通警察長官は、予算法補足第13項（訳注）実行本部の決議事項に言及し、「1387年〔2008年3月20日～〕からは、いかなる自家用車も旅客を輸送することは許されず、無認可タクシーは全て認可タクシーに切り替わらねばならない。認可タクシーも全て料金メーターを備えていなければならない」と付け加えた。

同長官は、1387年から料金メーターの装備が国内のタクシーに対して義務化され、それに違反したタクシーは交通警察によって取り締まられることを述べたうえで、「来年から、正規タクシー及び非正規タクシーの営業と料金の算出にも体系的な管理が行われる」と付け加えた。

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（訳注）1386年〔2007/8年〕予算法で、ガソリン消費を抑えるための諸政策を定めた部分。

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（ 翻訳者:佐藤成実 ）
（ 記事ID:12885 )