水没予定のハサンケイフ、北イラクのクルド遺産保存研究所も保存活動に参加
2008年01月15日付 Radikal 紙

北イラクにある「クルド遺産保存研究所」もウルス・ダム建設で水没する予定のハサンケイフの保護に乗り出した。同研究所は、バトゥマン県の歴史あるハサンケイフが犠牲にされないようにとパネルディスカッションを実施した。
「クルディスタン」の地図が掲示される一方で、作家たちはハサンケイフ救済のためのキャンペーンを開始することを公表した。

ドゥホクにあるクルド遺産保存研究所が行ったパネルディスカッションでは、ハサンケイフについての議論が行われた。ドゥホクの副県知事、クルド人作家協会と一部の教員たちが参加したパネルディスカッションの前に、ハサンケイフに関する絵画展が開会された。クルド遺産保存研究所の担当官は、ハサンケイフがウルス・ダムの犠牲とされないようにキャンペーンを開始することを明らかにした。そして今日までに16の文明がこの地に訪れ、そして通り過ぎていったと語った。またハサンケイフとドゥホクを「姉妹都市」とするためのキャンペーンに参加したいと述べた。

ハサンケイフのパネルディスカッションが行われたクルド作家協会の建物入口には、トルコ、イラン、シリアの一部を覆う「クルディスタン」の地図が掲示されていることが際立っていた。

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( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:12886 )