保健省教育担当次官、博士課程の留学奨学金に関する法令の見直しについて語る
2008年01月12日付 Iran 紙
【社会部】医学分野での博士課程用の留学奨学金に関する法令の見直が行われた。
保健省の教育担当次官はこのように述べた上で、メフル通信に次のように語った。「この法令は現在、見直しの段階にある。〔各大学の〕教授会は〔今回新たに見直された〕この法令を通じて、もっぱら国の必要性に基づき、国内には存在しない分野に対して〔留学のための奨学金を〕認めることになるだろう」。
バフラーム・エイノッラーヒー次官はまた、「今後、各大学は海外留学奨学金に関して、各々の必要性に基づき、国内に存在しない分野に対してのみ、教授会の同意という形で、学生に奨学金を与えるものとする」と付け加え、さらに「各医科大学はそれぞれが必要とする分野を発表し、〔その分野にあった〕学生を奨学金委員会に推薦することができる。このようにして学生らに奨学金を与えることで、各大学はそれぞれが必要としている人材を確保する、という仕組みだ」と説明した。
保健省教育担当次官はその上で、「現在、〔国内の大学の〕博士課程は多くの学生を受け入れることのできる態勢となっており、それゆえこれらの分野で学生らを海外に派遣する必要性はかなり減っている。従って、奨学金の給付は国内〔の大学〕に対して行われ、海外留学奨学金の費用も国内の大学に対する支援という形で支払われる」と強調した。
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( 翻訳者:大場麻子 )
( 記事ID:12895 )