法医学庁長官代行は、デイ月16日から21日〔1月6日から11日〕にかけて、一酸化炭素中毒で亡くなった人の数が68人に上ることを明らかにした。
モハンマド・ハサン・エバーディー代行によると、全国的に寒波に襲われ、暖房機器が多用されたデイ月16日から21日、イランでは一酸化炭素中毒による死者の数が増加したという。
「法医学庁にある統計資料によると、デイ月16日から21日までに、68名の同胞が一酸化炭素中毒で命を落とした」。エバーディー代行はこう述べ、さらに「このうち43名は男性、25名は女性であった」と付け加えた。
同代行によると、一酸化炭素中毒で亡くなった人の数はテヘラン州で最も多く、男性16名、女性5名が命を落としたとのことである。
エバーディー代行はまた、デイ月16日から21日にかけて発生した交通事故についても、次のように語った。「法医学庁から発表された統計によると、この間126名が都市の内外で発生した交通事故により死亡した」。交通事故による死者のうち、101名が男性、25名が女性であったとのことである。
同代行はまた、「交通事故による死者の数はエスファハーン州で最も多く、17名が死亡した。そのうち13名が男性、4名が女性だった」とも付け加えた。
エバーディー代行は最後に、暖房機器を取り付ける際は十分注意し、基準をしっかりと守って痛ましい事故の発生を防いでほしいと、市民に呼びかけた。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
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