ヒズブッラー書記長、ブッシュ大統領の中東諸国歴訪を非難
2008年01月10日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ ナスルッラー書記長:「ブッシュの訪問はイスラーム教徒の歴史における不名誉な日である」

2008年01月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ベイルート:UPI】

 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領が昨日水曜日に中東諸国歴訪の最初の訪問先としてイスラエルを訪問したことについて「暗黒の日」と評し、ブッシュ大統領が人々の目を欺こうとしていると非難した。また、抵抗運動の行動に賭ける意志を表明し、「アラブ諸国の人民は彼のペテンを信じない」と述べた。

 ナスルッラー書記長はアーシューラー初日である昨日の夕方、ベイルート南部郊外からテレビの画面を通して談話を発表し、ブッシュ大統領がイスラエルを訪問したことについて、「今日は、我々アラブおよびイスラーム地域の歴史における暗黒の日である。…我々のヒジュラ暦の最初の日がイスラム教徒の歴史の中の不名誉な日となることは残念なことである。暴君が我々の土地にやって来てイスラエルを支持し、その後にその暴君をアラブ諸国の統治者たちが喜んで受け入れているのだ」と述べた。

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( 翻訳者:梶田知子 )
( 記事ID:12902 )