シムシェキ国務大臣「世界的株安、トルコへの影響は一過性で少ない」
2008年01月26日付 Milliyet 紙

世界経済フォーラムに参加するためダボスを訪問したメフメト・シムシェキ国務大臣は、記者らの世界経済の乱高下に関する質問に答える際、次のように述べた。
「海外では大嵐が起こっています。私たちには一部に影響が出ていますが、これらは一過性のものです。4年から10年に一度はこのような乱高下が起こるものです。重要なのは、基盤がしっかりしているか、柔軟性はあるかということです。私は海外ではじまったこのような困難に、トルコが最小の被害でもって容易に乗り越えるだろうと思っています」

シムシェキ国務大臣は、トルコ実業家協会(TÜSİAD)の総会でなされた「2001年事業の期間が終了」したという批判に対しては次のように答えた。
「批判されれば、我々はさらに多く、さらに高い力で推進していきます。この事業はすでに変更されています。事業内容は生き物のように変化し続けていくのです。トルコは今や研究開発により多くの資金をあてており、付加価値があり、高度知識が必要な製品の生産へ移行するためのインフラ整備を行っています。人々の生活の質を高めるため、最善を尽くしています」

■ドウシュグループは、レセプション
世界経済フォーラムがスイスのダボスで続けられる一方で、ドウシュグループはダボスでレセプションを行った。ドウシュ・ホールディングの代表取締役フェリト・ シャヘンクは、経済発展に関する評価を行う際、ここ1週間にトルコでも金融市場で明確なかたちで「変動が感じられた」が、市場は健在であると述べた。
コカコーラの最高経営責任者ムフタル・ケントも、世界中で起こっている経済危機は長く続かないと考えていると話した。ケント氏は「アメリカ経済にはおそらく減速がありうるが、しかし停滞はしないだろう」と述べた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:12982 )