女性団体、憲法への「道徳基準」導入に反対
2008年01月26日付 Radikal 紙

憲法女性プラットフォームは、服装問題に関して憲法に「一般的な道徳基準」が導入されるとのニュースに懸念を表明している。
200の女性団体からなる「憲法女性プラットフォーム」から昨日(25日)出された発表において、大学における服装規定が新たに整備されることに関連する憲法改正の動きについて評価がなされた。
特に憲法第42条に、「外見と服装が刑法と一般的道徳、慣習に反していないという条件によって」という表現が追記されるとのニュースが発表されたことに着目し、これは強硬な反対を引き起こすだろうと指摘した。

同プラットフォームは、次の見解を明らかにした。
「もし服装に関する法整備において『一般的道徳』基準が導入されるとすれば、女性たちのスカート丈からブラウスの袖の長さ、ストッキングの色に至るまで、あらゆる種類の装いを規定する法と規則が提示されなくてはならなくなるでしょう。一つの問題を解決しようと努める一方で、憲法に全く新しい問題が起きる端緒となるでしょうし、曖昧で相対的な基準を含む司法判断を加味することは間違いです」

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( 翻訳者:幸加木 文 )
( 記事ID:12985 )