航空機9機が年内にもイラン航空に納入される。9機の内訳は、エアバス4機、フォッカー4機、ボーイング1機である。
イラン航空のサイード・ヘサーミー取締役社長は、現在同社が保有している航空機は52機あると述べ、「今年末(2008年3月下旬)までに航空機数機がイラン航空に納入される」と付け加えた。
同氏は、国内便の65パーセントをイラン航空が占めていると言及した上で、「昨年は、1600万人の国内旅行者のうち1000万人がイラン航空および(系列の)イラン・エア・ツアー社を利用した」と語った。
報道センターが伝えたところによると、ヘサーミー氏は、航空機の遅延は平均して15分であるとした上で、「アメリカやヨーロッパ諸国では、航空機の遅延は35分から45分である」と語り、続けて「(イラン航空の航空機のうち)75パーセントは定刻通りに出発している」と述べた。
▼ノウルーズ期間の公共交通機関について
現在、モハンマド・ラフマティー運輸交通相は、バスや鉄道、航空の運賃値上げの可能性について「いかなる値上げもない」と述べている。
イラン学生通信(ISNA)の報道によると、ラフマティー大臣は、鉄道のノウルーズ期間(イラン暦の新年、3月下旬にあたる)のチケットのネット販売について、「ネット販売は実施されており、先行販売は実施される。航空券についても制限はない。長距離バスの空席状況は例年通り良好な見通しである」と述べた。
同大臣は、ネットによるチケット販売サイトが大量のアクセスを受容できないと指摘されているがという質問に対して、「ピーク時にはそうかもしれないが、常にそうではない」と説明した。
ラフマティー大臣は、ノウルーズ期間における鉄道の切符の販売について、「確かにマシュハド行は最も人気のある路線のひとつだが、それでもまだ一部空席はある。それに加えて、我々は一部の路線においては臨時列車も運行する予定だ」と語った。
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( 翻訳者:中根敦 )
( 記事ID:12989 )