トルコ人天才ピアニストの卵、ロンドンで「トルコ人教育」のためチャリティーコンサート
2008年01月29日付 Milliyet 紙

エレン・アイドアンは、世界的に有名な音楽学校トリニティカレッジに17歳で奨学生として受け入れられ、大学院教育を受ける最年少学生という肩書きを持ち、多くの国際的賞を受賞している。彼は、イギリスで「トルコ人教育プロジェクト」のためコンサートを行った。

ロンドンの中心、ピカデリーにある歴史的なセントジェームズ教会でのコンサートで、19歳のエレン・アイドアンは10万ポンドの値打ちがある「ファツィオリ」社のイタリア製のピアノを演奏した。音楽の権威たちが「驚くべき才能」と評価するアイドアンのコンサートを、イート・アルポガン駐ロンドン大使、バハドゥル・カレリ総領事、そしてその夫人とともに500人に近い人々が聴いた。

ロンドンで活動している「トルコ人教育プロジェクト(TEP) 」という教育グループが主催したコンサートでエレン・アイドアンは、スカラッティ、ベートーベン、ラヴェル、リストの様々な作品を独特の解釈で演奏した。コンサートの最後には、数分間に及ぶスタンディングオベイションを受けた。
アイドアンのコンサートの収益は、「トルコ人教育プロジェクト」が実施する「イギリスでトルコ語を話す若者を対象とした教育システム」における成功率に焦点を当てた活動で使用されると説明された。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:13002 )