アレヴィー信徒、イスラーム風スカーフに関する声明を出す
2008年02月06日付 Milliyet 紙

30近いアレヴィー信徒の団体は、公正発展党が民族主義者行動党の協力を得て、大学でのスカーフ着用解禁を目指す憲法改正に対し、反発する声明を発表した。その声明で、スカーフ着用解禁の試みを断念するよう、さもなければあらゆる民主主義的デモンストレーション、反対行動をおこなう権利を行使すると明らかにした。

声明では、大学でスカーフ着用解禁を認める試みは、「宗教に仕える国家」を形成しようとする挑発行為であると主張した。また、(その試みがもたらす)世俗主義の排除は、社会の仕組みを宗教的シンボルに則して形作り、変容させる、もっとも危険な段階にあたるのだ、と注意を呼びかけた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:13073 )