CHP、「世俗主義という概念は、エルドアン首相の小さな脳には入りきらない」
2008年02月14日付 Radikal 紙
共和人民党(CHP)はエルドアンに対して、「ふさわしい答えを出す」ことに決めた。最初の声明はサブ(事務局長)が出した。世俗主義はエルドアン首相の小さな脳に入りきらないほど広い概念である。
CHP中央執行部は会議で(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相の最近の発言を評価した。会議後にオンデル・サブ事務局長は、エルドアン首相の発表に対して「黙っていない」、「ふさわしい答えを出す」ことに決めたと述べ、「世俗主義はあんなレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の小さな脳には入りきらないほど広い概念である」と述べた。サブ氏は次のように述べている。
・偽造者たちは、CHPを中傷することができない:
我々は首相閣下の素性、来歴を良く知っている。シュトゥルジャにあった食肉処理場から今日までどのようにやってきたかを説明できない者たち、つまり偽造書類の用意、借金、入札への謀、公共交通の切符の偽造、不正を働くための作為について、自らのことを語れない人々は、CHPを中傷できない。
・CHPを動揺させない:
CHPの過去はきれいなものだ。そのとてもきれいで、白いページにエルドアン首相が汚く書き綴ることを決して認められない。この乱暴さ、がさつさはおそらくトルコでみなを動揺させるが、我々CHP党員は動揺しない。このことに挑もうとした人々に(イスメト・(イノニュ))パシャの有名な言葉「あなたもね(無理だよ)」と言う他何もない。
・とても小さな脳:
世俗主義はあんなエルドアン首相の小さな脳には入りきらないほど広い概念である。世俗主義を定義しようとすること、自らを世俗主義支持者のように示すことは、とりわけエルドアン首相には全くそぐわない。
・あなたを誰も助けられない:
首相閣下は、この怒り発表の後、疑いなく、難を被る。かの信条を秘匿するに巧みな方も逃れられない。政治の中を巧みに亘りきってきたそうですね。どうかあまり慢心しないように、あとで火傷しますよ。(そうしたら)誰もあなたを助けられない。
・世俗主義を骨抜きにしている:
世俗主義を骨抜きにしている者があるが、それはデニズ・バイカル(党首)ではない。そうしているのは、レジェプ・タイイプ・エルドアン閣下と彼の同胞たちである。
・メディアが批判すると「このクソ野郎」:
首相閣下にごく僅かな言葉を送った時のメディアは、クソ野郎である。政治はメディアよる批判・批評を許容しなければならない。
現地の新聞はこちら
( 翻訳者:百合野 愛 )
( 記事ID:13132 )