EXPO2015 万博の候補地イズミル、シュレーダー元首相を巻き込むキャンペーン実施
2008年02月15日付 Milliyet 紙

イズミルは、候補地となったEXPO2015万博に向けて第2次試験を受けている。

EXPOを主催する博覧会国際事務局(BIE)加盟国の使節団、代表団が参加して、第2回EXPO2015イズミル第2回シンポジウムが始まった。シンポジウムで開会の辞を述べたドイツ元首相ゲルハルド・シュレーダー氏は、トルコとイズミルを多いに支援して、「EXPO2015イズミルは、トルコが欧州連合加盟に向けた重要な布石となろう」と語った。

イズミルは「さらなる健全な世界のための新たな路、皆のための健康」というメインテーマで、第二次候補地試験の興奮に包まれている。

イズミルとミラノが競うEXPO2015は、2008年3月31日に行われる博覧会国際事務局の総会でどこが主催地となるかが決定される。

投票まで1ヶ月半を残し、イズミルは博覧会国際事務局加盟国の信頼を得るために第二回の催しを行った。ドイツの元首相シュレーダー氏は、シンポジウムでトルコとイズミルを褒め讃え、トルコの欧州連合入りとイズミルのEXPO選出を支援すると述べた。

■ EXPOはイズミルにとって好機

シュレーダー氏は、EXPO2015のイズミル開催は、トルコが欧州連合加盟に向けた重要な布石となるとし、「イズミルは、EXPO2015の有力候補地であると信じています。イズミルの選出は、全世界に向けトルコが開放的な国であることを示すでしょう。またトルコの経済的活力の発展にとっても好機となりましょう」と語った。

■ 107カ国が訪問

レジェプ・アクダー保健相は、シンポジウムでの講演に際し、イズミルが近代医学の発祥の地であると強調し、「テーマで『より良き世界のため皆のための健康』とその歴史的ないわれを表現した」と述べた。

シンポジウムには、107カ国223名が参加した。アブドゥッラー・ギュル大統領も支援のため駆けつけた。ギュル大統領は、シュレーダー氏と会談をもった。

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( 翻訳者:清水保尚 )
( 記事ID:13139 )