クレメンテ氏、イラン代表監督へ
2008年02月12日付 E'temad-e Melli 紙

【モハンマド・シャフラービー】サッカーイラン代表は、クウェート戦に備えるためファルヴァルディーン月2日(訳者註:西暦2008年3月21日)、クレメンテ氏の指揮のもと、バーレーン代表チームとの親善試合を行う。

ハビエル・クレメンテ氏はイランサッカー協会にファックスを送付し、イラン代表監督就任に同意すると発表した。

「私は、イラン代表チームの監督就任要請をお受けします。もし、私の条件を受け入れてくださるのなら感謝します。」これは、次期イラン代表監督の手紙を要約したものであり、昨日イランサッカー協会に届いた。これで、イラン代表チームは代表監督不在という状態から抜け出すことになる。

イランサッカー協会のアリー・キャッファーシヤーン会長によると、クレメンテ氏の返事を受け、協会も彼の署名済みの契約書をテヘランに送るようにと記した手紙をクレメンテ氏に送った。キャッファーシヤーン会長は、エッテマーデ・メッリー紙のインタビューに、「クレメンテ氏がサインした契約書は、火曜日には我々の元に届くであろう。そして、イラン代表監督ができるだけ早く仕事を開始できるよう、サッカー協会も遅くとも水曜日までに、この契約書にサインし、彼へ送付する」と答えた。

同会長はクレメンテ氏がいつから始動するかははっきりしないと述べたが、このスペイン人監督は、ファルヴァルディーン月6日(訳者註:西暦2008年3月25日)の対クウェート戦に向け代表チームの構想を練るため、来週早々にも、テヘランに来ると言われている。彼はファルヴァルディン月2日バーレーン代表との親善試合で、代表チームのベンチに座って、最初の指揮を執ることになる。そして、ファルヴァルディーン月6日の対クウェート戦において、最初の公式戦を戦うことになる。合意により、クレメンテ氏の第一助手となるフィジカルトレーナーとゴールキーパーコーチは、代表チームを導くこのスペイン人監督を助けるため、共にイランに来ることになっている。

(中略)

 ハビエル・クレメンテ氏が監督就任に同意したことで、イラン代表の周辺を賑わせていたここ数週間の噂の全てに終止符が打たれた。昨日も、スペインのある新聞が、イランが代表監督をディエゴ・マラドーナ氏(訳者註:元サッカーアルゼンチン代表)に打診したと報じたが、サッカー協会のメフディー・タージ副会長は、この報道を否定していた。

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( 翻訳者:清水悠史 )
( 記事ID:13152 )