「世俗主義という概念は、エルドアン首相の小さな脳には入りきらない」発言、裁判へ
2008年02月19日付 Milliyet 紙

公正発展党と共和人民党の間における「世俗主義」論争が法廷へもちこまれた。

エルドアン首相は、「世俗主義というものは、エルドアンの小さな脳には入りきらないほど広い概念だ」と述べた共和人民党のオンデル・サヴ事務局長を相手取り、30,000新トルコリラの賠償金請求裁判を起こした。

エルドアン首相は、人権侵害とひどい侮辱がなされたとして、昨日(18日)、サヴ事務局長に対し、弁護士を通じ裁判所に訴えを起こした。サヴ事務局長は、先週行った会見で、世俗主義に対する姿勢のためにエルドアン首相を批判し、次のように述べていた。
「エルドアン首相が世俗主義をどのようなかたちで守ろうとしているのか、最近一週間での進展で明らかになった。世俗主義というものは、エルドアンの小さな脳には入りきらないほど広い概念だ」

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:13165 )