エルトゥールル艦の犠牲者のために日本で葬儀、実施される
2008年02月20日付 Milliyet 紙

1890年に日本海沖で沈没した「エルトゥールル艦」で発見された殉職者達の遺骨が、日本で実施された葬儀で埋葬されたことが明らかになった。

2007年に和歌山県大島で始められた「エルトゥールル艦、日本にあるトルコの艦船」調査の枠組みで進められた作業について、ヤプ・クレディ個人年金保険会社から説明が行われた。

その説明では、次のことが明らかにされた。
エルトゥールル艦の水中発掘プロジェクトは、ヤプ・クレディ個人年金保険会社と水中考古学研究所が協働し、トルコ水中考古学基金の支援により実施されている。2008年の発掘現場での作業の際、今年1月、調査団団長であるトゥファン・トゥランル氏と調査団員によって遺骨が発見された。これらの遺骨は、エルトゥールル研究センターにて納棺され、棺に納められた状態でエルトゥールル殉職者墓地に運ばれ、記念碑の前に設置された。

棺は殉職者墓地で東京モスクのエンサリ・イェニチュルク導師とアブドゥッラー・サット副導師によってトルコ国旗でくるまれた。在京トルコ大使館付駐在武官ムラト・サカ海軍大佐は、エルトゥールル調査団のトゥファン・トゥランル団長、エンサリ・イェニチュルク導師、アブドゥッラー・サット副導師とともに執り行われた埋葬作業が、日本の報道機関により取材されたことを明らかにした。
葬儀の祈りが捧げられた後、棺はしばらくの間、人々の肩の上で運ばれた後、埋葬されたことが明らかにされた。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:13174 )