ゴレスターン州の女性登山家らがキリマンジャロの頂上にイラン・イスラーム共和国の旗を再び掲揚した。
【ゴルガーン：ナグメ・アギーリー】タンザニアに旅行し、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山の登頂に成功した4人の女性が、同郷人らが出迎える中、ゴレスターン州への帰郷を果たした。
今回登頂に参加したのは、コルドクーイ県出身のマアスーメ・ケシャーヴァルズ、ファーテメ・ザフラーキヤーニー、レイラー・アギーリー、及びゴンバデ・カーヴース県出身のザフラー・アバーイーの4人で、彼女たちは全員登山のトレーナーである。
ゴレスターン州登山協会会長のダーヴード・アーメリー氏はこの快挙について、「今回の標高5865メートルのキリマンジャロ山の登頂は、登山というスポーツの発展と、この美しいスポーツにおける女性の能力向上を、その目的の一つとしている」と語る。
同氏はさらに、以下のように続けた。「今回の登頂は、イスラーム革命達成29周年を記念し、ファジル10日間〔2月1日から10日までの2月11日革命記念日の前夜祭のこと〕に合わせる形で行われたものである。そして、ゴレスターン州の女性登山家らは見事、イラン・イスラーム共和国の国旗を再びキリマンジャロの山頂に掲揚した」。
ゴレスターン州登山協会会長は更に、「キリマンジャロはアフリカで最高峰の山として久しく知られており、この山への登頂に成功した人々には世界的な名誉が与えられている」と続けた。
キリマンジャロ山はアフリカ大陸の東に位置し、登山者用に６ルートが設定されている。この山はインド洋の端に位置しており、赤道にも近い。このようにインド洋や赤道に近接しているために、この山には1年で〔雨季と乾季の〕２つの季節しか訪れない。登頂に最適な季節はイランの冬にあたる頃である。
なお、登山はゴレスターン州できわめて人気のあるスポーツのひとつで、登山者の数も多い。同州の市民は特に休暇期間など、様々な機会に東アルボルズ山脈の青々とした峰々を登っているということだ。
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（ 翻訳者:曽田茜 ）
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