UNESCOの世界遺産に登録されているパムッカレにおいて、ショベルカーの操作ミスによって、温泉が通っているパイプが壊れ、古代プールは泥水で一杯になった。
「クレオパトラが泳いだプール」として知られている古代プール周辺の建物の取り壊し作業が、「アイドゥン文化および自然保護協会」の決定に従って、2週間前、県特別委員会によって開始された。作業において、ショベルカーが温泉水を石灰華に流しているパイプのひとつに誤って穴をあけ、泥水が古代プールに流れた。歴史的文化財も残っている古代プールは泥水で一杯になった。ハサン・ジャンポラット知事は、パムッカレに必要な調査を行った。県特別委員会のアデム・オクル会長も、濁った水がパイプから流れ出て、石灰華に影響を与える寸前であったことを明らかにした。
「アイドゥン文化および自然保護協会」のオブザーバーである建築家シュレイマン・ボズ氏は、この状況を「恥辱」として批判し、考古学的地区で機械を使用しての掘削作業は間違いだと話した。
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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:13258 )