イスラエルのテレビ報道「エジプトが協定に違反してラファハ通行所に3個大隊を投入」
2008年02月23日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ イスラエル放送:「エジプトがキャンプ・デービッド協定に違反してラファハ通行所に3個大隊を派遣」

2008年02月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ナザレ:本紙ズハイル・アンドラウス】

 イスラエル政府高官筋は金曜夜、「パレスチナ人が数週間前にラファハ通行所へ突入した際、エジプト政府は事態の収拾と通行所の封鎖、パレスチナ人がエジプト領ラファハへ行き来することの阻止を目的として、同通行所付近に3個大隊を派遣していた」と明かした。

 イスラエルの民間放送局チャンネル2の政治分析家ウディ・セガール氏は、テルアビブの政治、治安関係筋からの情報に基づき「こうした事態をイスラエル政府中枢は知っていたが、エジプトがパレスチナ人の越境を阻止できるように、黙認することを選んだ」と述べた。

 しかし同局によると、イスラエルのエフード・オルメルト首相の側近である政府高官は、「エジプトが3個大隊をシナイ半島に派遣したことは、キャンプ・デービッド協定に対する横暴な違反行為である。エジプトとイスラエルの間で調印された同協定では、エジプトが軍隊をシナイ半島に派遣することを禁じている」と述べた。

 また同局は「こうしたエジプトの振る舞いは両国間で調印された協定の違反に相当する」と報じ、「イスラエルは最大限の注意を払って事態を見守っていく」と続けている。特にイスラエルは最近、エジプトがパレスチナ・ゲリラのシナイ半島への密出入国やエジプトからの武器の密輸を防ぐ目的で国境警備兵750人をラファハ通行所へ派遣する許可をイスラエルに求めたが、イスラエル側はこれを拒否している。

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( 翻訳者:垣平浩明 )
( 記事ID:13266 )