巡礼用フェリーの点検作業が3月中旬に開始
2008年02月29日付 Al-Ahram 紙

■ ハッジ(大巡礼)とウムラ(小巡礼)のためのフェリー点検が3月中旬に開始

2008年02月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)国内面

【サラーフ・アブドゥルアズィーズ】

 ウムラ(小巡礼)の儀礼に参加する乗客のために、エジプトとサウジアラビアの港の間で移送にあたるフェリーの点検作業が、3月中旬に開始される。ムハンマド・マンスール運輸大臣は、「ハッジ(大巡礼)とウムラ(小巡礼)に赴く巡礼者が、エジプトとサウジアラビアの港の間を安全に行き来できるよう、航海の最高度の安全を実現するのが省の戦略の目指すところだ」と述べた。

また大臣は、船舶やフェリーによる両国間の運航を簡便化するための新ルールを適用することで、両国の関係省庁間での調整がしっかりと行われていると強調した。昨年の巡礼シーズン中に採られた決定および措置をまとめた新ルールが、今年の巡礼シーズンから施行されることになる

 運輸省点検委員会のフサイン・アル=ヘルミール委員長は、大・小巡礼シーズン中の運行を希望しているフェリーの安全診断書類を委員会が受理し始めたことを明らかにした。運行される港はスエズ港、サファーガ港、ヌビア港に決定している。

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:13276 )