■ ムバーラク大統領とソラナEU上級代表との会談で、ガザ情勢の改善や国境の開放、レバノン危機が議題のトップに
■ ソラナEU上級代表:「ガザ地区は微妙な時期にあり、ヨーロッパは安定の実現に関心を寄せている」
■ アブルゲイト外相:「アラブ提案こそがレバノン危機解決のために提起されている唯一の策」
2008年03月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
昨日5日のムバーラク大統領とハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表との会談では、中東地域の焦眉の課題が取り上げられた。ソラナ上級代表は今回の会談を非常に有意義なものだったとし、この地域の全ての問題に対するエジプト指導部との継続的な協議の一つとして行われたと説明した。
ソラナ上級代表は、イスラエル、パレスチナ自治区、レバノンを含む地域歴訪の成果に加え、コンドリーザ・ライス米国務長官との会談結果について、ムバーラク大統領に報告したと指摘した。そしてムバーラク大統領とは、アラブ首脳会議に向けた準備やレバノンなど地域の諸問題について協議を行ったことを明らかにし、「この地域は極めて微妙で重要な時期にある」と明言した。
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( 翻訳者:根田文佳 )
( 記事ID:13326 )