公正発展党に関する公判手続は、起訴状が今日憲法裁判所のメンバーに配布されることによって公式に始まる。憲法裁判所長官ハーシム・クルチは、「現在まで手続きは一切行なわれなかった。月曜日に起訴状が増刷され、メンバーに配布されるだろう」と述べた。
解党裁判は、刑事裁判の手続きに則る。起訴状のメンバーへの配布に続いて、査読報告役が最初に点検を行い、裁判文書の様式の点で不足がないかどうかを確認する。
裁判所は報告書が作成されたのち決められた期日に集まり、起訴状を認めるかどうかという点についての決定を下す。起訴状に不足が確認されると、差し戻される。反対に起訴状が認められると、裁判で則られる方法が「適正な調書」という書面の形で作成される。その文書とともに起訴状が公正発展党に送られる。
■ 公正発展党は抗弁を行うだろう
公正発展党は、与えられた1ヶ月という期間内で抗弁書を作成し、憲法裁判所に送付する。この審理を延長するために行なわれる申請も裁判所の決定による。
憲法裁判所は、この抗弁を検事長に送る。アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ検事長は、この段階で起訴根拠に関する見解を作成する。この見解は公正発展党に伝えられる。見解が伝達された後、公正発展党とヤルチュンカヤ検事長は、裁判官団の前で口頭の陳述を行なう。
この後、関係書類が査読報告役に渡される。同担当者は裁判に関する全ての情報と記録をまとめて報告書を作成する。この過程でヤルチュンカヤ検事長あるいは公正発展党は、追加の証拠と抗弁書を提出することができる。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:13374 )