イスラエル、ガザ地区の虐殺報道を理由にアル=ジャジーラTVをボイコット
2008年03月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ イスラエル、ガザ地区の虐殺報道を理由にアル=ジャジーラTVをボイコット

2008年03月12日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ラーマッラー、ナザレ:本紙ワリード・アワド、ズハイル・アンドゥラウス】

イスラエル政府は昨日、衛星テレビ局「アル=ジャジーラ」がイスラエル占領軍による1週間少し前の虐殺行為について「偏向した報道を行った」との口実の下に、同局をボイコットすることを決定した。この虐殺ではパレスチナ人120人以上が死亡している。

 イスラエル国営ラジオ放送は昨日、イスラエル外務省がアル=ジャジーラTVに対してボイコットを通告する公式文書を送ったことを明らかにした。同放送によると、イスラエルの公的機関はアル=ジャジーラの記者とのインタビューを取り止め、記者の政府機関立ち入りを禁止したという。

 また、イスラエル軍放送は、アル=ジャジーラTVが報道を通してハマースをはじめとする中東地域の政治的イスラームを支援しているとの口実の下に、イスラエル外務省が同局に対するボイコット・キャンペーンを企図していることを明らかにした。 

 イスラエル外務省は、アル=ジャジーラTVがハマースと協力して、犯罪的な軍事作戦で殺害されたパレスチナ人の子供たちの死骸を始めとする恐ろしげなガザ地区のイメージを作り出そうとしていると非難し、「アル=ジャジーラTVのレポートは最早耐え難いものだ」と強調した。

 ドルーズ派でカディマ党に所属し、ボイコットの実施を担当しているマジュリー・ワフバ副外相は、「アル=ジャジーラTVの報道は、イスラエルに対する激越な煽動の内容を含んでおり、我が国には敵対的なテレビ局を支援する用意はない。アル=ジャジーラTVがユダヤ人国家イスラエルに対する煽動をつづける限り、ボイコットはつづく」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:小林洋子 )
( 記事ID:13397 )