エジプトとロシア、核エネルギーの平和利用に関する合意文書を準備
2008年03月20日付 Al-Ahram 紙
■エジプトとロシア、核エネルギーの平和利用合意の文案を作成
2008年03月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
ロシアの産業エネルギー相で、エジプト・ロシア通商経済協力委員会のロシア側委員長を務めるヴィクトル・フリスチェンコ大臣は、エジプトとロシアの専門家が、核エネルギーの平和的利用の分野における両国間協力に関する合意文書の準備を終えたと発表した。合意分野には、原子力発電所の制御や施工、原子力の治療や保健分野での活用を行える人材の訓練が含まれ、またこれらの分野はエジプトとロシア両政府の目指す方向性に合致するものだと強調した。
ラシード・ムハンマド・ラシード通商産業相は、核エネルギーを平和的に利用するというエジプトの計画は、発表以来、最高度の透明性のもとに実行されてきたと強調し、エジプト政府は原子炉を建設する核技術を有する世界中のさまざまな企業に競争の門戸を開くよう努めていると語った。
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( 翻訳者:小林洋子 )
( 記事ID:13429 )